Press Release

2004.03.11

 ウェザーニューズ、セブンイレブン台湾へ気象情報を提供
  〜気象情報とPOS データを連動した需要予測・発注システムを支援〜

株式会社ウェザーニューズ(社長:石橋博良)は、台湾の大手食品企業グループ、統一企業集団(本社:台北市)が運営するコンビニエンスストア最大手、セブンイレブン台湾に対し、ウェザーマーケティング向け気象情報の提供を開始しました。サービスを提供する店舗は、現在先行的に導入している台北地区を皮切りに、年内には台湾の全店舗約3,300 店に拡大する予定です。

このサービスは、セブンイレブン台湾が今回導入する第2 世代POS システムに接続し提供するものです。サービス開始当初は6 時間ごとに更新された台湾22 地域の気象データを配信します。また、来店客に対しては各店舗のレジスターに付属したモニターを通して、通常の天気予報をはじめ紫外線情報やビール指数といった生活密着型の気象情報などを直接提供します。

今後セブンイレブン台湾とウェザーニューズは、ウェザーニューズが配信する気象データとPOS データによる各商品の売れ行きとの相関関係の検証・解析することで、「体感温度が17℃から3 度上がるとビールが売れる」といった需要傾向をデータベース化していきます。将来的には、降雨や体感温度などの変動に応じた需要予測をもとに、品切れや廃棄を最低限に抑えるための各店舗向けの商品発注支援システムを稼動する予定です。


当社のウェザーマーケティングに関する事業は、1993 年に日本でも初の取り組みであったセブンイレブンジャパンへ対するウェザーマーケティング向け気象情報の提供に始まります。今回のセブンイレブン台湾での展開は、日本で培ってきたノウハウを応用した仕組みをベースに台湾独自の需要傾向や嗜好などを反映できるシステムとしました。ウェザーマーケティングへの関心は、流通小売業を中心に高まっており、今後仮説と検証によるデータの信頼性の向上とともに、幅広く普及することが見込まれています。ウェザーニューズでは、現在日本の大手流通小売企業に提供している流通小売業向け気象サービスを拡大していくとともに、今回サービスを開始した台湾をはじめアジアでのサービスを積極的に展開していきます。

●報道関係お問い合わせ先
株式会社ウェザーニューズ 千葉市美浜区中瀬1-3-B15
 社長室IMC 広報  森下、島崎 Tel: 043-274-5504 Fax: 043-274-3916

 

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