Press Release

2005.1.24

 ウェザーニューズ、“本格”花粉飛散シーズン予測
  〜5月のゴールデンウィークまで飛びつづけるところも〜

今年の花粉は、昨年の夏の猛暑により、全国的に昨年の10〜20倍、平年と比べても2倍近くと大量飛散が予想されております。また、花粉飛散開始から花粉飛散終了までの期間は、5月のゴールデンウィークまで飛びつづけるところもある見込みで、花粉症の方にとって頭を悩ませる時期が例年より長くなりそうです。

【解説】

飛散開始時期
花粉の「飛散開始(※1)」は、1月に入ってからの積算気温(最高気温を加算した温度)が350〜400度に達すると花粉は飛び始めます。今年1月に入ってからの積算気温としては、昨年末から日本付近に断続的に寒気が入り、西日本を中心に低く推移していましたが、1月から2月にかけて平年並みかやや高めの所が多くなるため、関東から九州にかけては太平洋側を中心に例年より早めに飛び始める見込みです。 (※1)飛散開始=1平方センチメートルあたり1個以上の飛散が2日連続観測された日を飛散開始と定義

本格飛散時期
「飛散開始」から約1週間程で、各地「本格飛散」のシーズンに突入する見込みです。ウェザーニューズでは、「本格飛散」を花粉飛散量が1平方センチメートルあたり一日平均10個以上となる時期と定義付けており、「本格飛散」のシーズンでは、花粉症を持つ方のほぼ大半の方に症状が見られる程度といえます。昨年まで、花粉症ではなかった人も、飛散量によって突然発症する人もいますので、特にこの時期に十分な対策を講じる必要があります。

本格飛散終了時期
例年では4月中旬には終了する花粉飛散も、今年の飛散は4月に入っても多くの地域で飛び続ける見込みで、東北を除いては地域によってはゴールデンウィークを挟んで5月中旬頃まで飛散が続くところもあると予想されます。

●報道関係お問い合わせ先
株式会社ウェザーニューズ 千葉市美浜区中瀬1-3 幕張テクノガーデン
 社長室IMC 広報 島崎、伊藤 Tel: 043-274-5504 Fax: 043-274-3916

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