Press Release

2005.2.25

 <速報>桜の「開花日」「見頃期間」予測
  〜開花は全国的に「平年並み」〜

世界最大の民間気象情報会社、株式会社ウェザーニューズ(所在地:東京都港区、代表取締役会長兼社長:石橋博良)は、今春の桜(ソメイヨシノ)に関する開花予想を発表いたしました。また、今年は新たに各地の桜が見頃となる「見頃期間」に関する予想を併せて発表いたします。

【ウェザーニューズによる桜開花予測】
 昨年の桜開花は、平年より早めの所が多かったものの、今年は全国的に平年並みの所が多くなりそうです。

<桜の開花条件>
桜は、翌春に咲く花のもととなる芽を夏に作り、秋から冬にかけて「休眠」に入ります。花の芽は、冬の間に十分低い気温にさらされることにより、休眠から覚める「休眠打破」の状態を経て、温度の上昇とともに成長・開花します。冬に十分気温が下がらないと、「休眠」から覚めにくく、桜の開花は遅れがちとなります。また、開花は2月後半以降の気温が高くなると早まり、成長の時期にあたる2月以降の気温が高いか低いかによって、開花の時期が大きく変わってきます。

<今冬の気象傾向と桜開花予想>
今年の冬は、12月中旬までは暖かい日が続いたものの、下旬から冷え込む日が多くなり、1月に入ってからは、全国的にほぼ平年並みの低めの気温で推移しました。2月前半は、寒波の繰り返しにより、桜の「休眠打破」は順調に進んでいると言えます。これから3月にかけての気温は、全国的にほぼ平年並となる所が多いと予測されるため、桜の開花は例年とほぼ同じ時期と予想いたします。ただ、東日本と西日本は、寒暖の変動が大きいことが見込まれるため、今後の桜の生育状況に大きな影響を与えることが考えられます。

【ウェザーニューズによる「開花日」・「見頃期間」予測】
 ウェザーニューズによる「見頃期間」の予測は、桜の満開(8分咲き〜)の時期よりも長く、4分咲きからの状態と定義し、全国各地の予想を下記の通りまとめました。

尚、ウェザーニューズでは、桜の開花シーズン到来にあわせ、自宅近所など身近な桜の木の状況を定期的に観測する『さくらプロジェクト』を実施いたします。『さくらプロジェクト』は、携帯電話利用者からの情報を主体として「桜の開花予測」と「桜の開花宣言」を行うもので、その情報は、2005年3月10日(木)から携帯電話各社の公式サイトにて提供開始いたします。※昨年実施した内容はこちらです。

●報道関係お問い合わせ先
株式会社ウェザーニューズ http://weathernews.com/
 〒261-0023 千葉市美浜区中瀬1-3 幕張テクノガーデン
 社長室IMC 広報 伊藤、島崎 Tel: 043-274-5504 Fax: 043-274-3916

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