世界最大の民間気象情報会社、株式会社ウェザーニューズは2006年3月31日より、日本で初めての試みとなる「グライダーによる日本列島縦断飛行」を計画している、プロジェクト「TransJapan」に対して、気象情報によるサポートを開始しました。ウェザーニューズでは同プロジェクトへの気象情報の提供に伴い、同社の携帯電話ユーザー向けに、日本縦断までの道のりを実況する「日本発！日本列島縦断の旅」応援サイトを開始します。応援サイトでは現地からのフライトレポート、グライダーの現在地がリアルタイムで把握できるトラッキングマップや、携帯電話ユーザーが投稿できる「応援メッセージ」サイトを展開します。

日本で初めての「グライダーで日本列島縦断飛行」を計画しているプロジェクト「TransJapan」は社団法人滝川スカイスポーツ振興協会が中心となって発足したプロジェクトです。メインパイロットである池田亨氏は本日から鹿児島県・枕崎空港を出発し、途中、広島西飛行場、長野滑空場、青森空港の３つの経由地を経て北海道・滝川市にある滝川スカイパークまで、総飛行距離2,100kmを飛行します。エンジンを使用せず風だけで450km〜600kmをノン・ストップで飛行するグライダーにとって、上昇気流や雨雲の情報は飛行ルートの選定に非常に重要な情報になります。同社では、スカイスポーツに精通した気象の専門家が、上昇気流の予測や飛行ルートの気象情報でプロジェクトをサポートします。プロジェクト「TransJapan」は当日のフライトの可否判断や飛行ルートの選定を行う上で、この気象情報を参考にします。

この度、期間限定で開設している『日本発！日本列島縦断の旅』のほか、同社の携帯サイトでは『パラグライダー／ハングライダー』コンテンツを開設しており、全国の風向、風速などスカイスポーツにとって大切な気象情報を常時携帯サイトで提供しています。また携帯サイトの会員の方が投稿できる「私のフライトダイアリー」など、スカイスポーツを楽しむ方々を応援するサイトを開設しております。このほか、山岳、ゴルフ、釣りなど、少しでも多くの方にスポーツをより安全に楽しんでいただけるための取り組みを行っています。