Press Release

2006.08.22

中部国際空港への気象サービスをトライアル運用
〜昨冬の空港閉鎖をきっかけに、悪天時の空港利用者の安全性と利便性を本格的に支援〜

株式会社ウェザーニューズ(所在地:東京都港区、代表取締役会長兼社長:石橋博良)は、昨年12月の大雪による空港閉鎖をきっかけに、より安全で利便性の高い空港管理を目的に、中部国際空港(愛知県常滑市)に気象リスクコミュニケーションサービス(RCサービス)を本年7月より来年3月までトライアル運用しています。国際空港クラスへの気象サービスの提供は民間気象情報会社としては初めてです。

中部国際空港では、昨年12月22日、60年ぶりの大雪に見舞われ、積雪・凍結により開港以来初めて長時間に渡り滑走路が閉鎖されました。

ウェザーニューズは、この問題をきっかけに、大手航空会社への気象サービスに加え、道路管理、施設管理、自治体・企業への防災支援などの実績とノウハウをもとに、悪天時の空港管理の気象RCサービスを中部国際空港へ提供する提案・検討を行いました。そして、本年7月から飛行場の運用管理、空港利用者への対応計画、ダイバート(代替着陸)受け入れ計画に関するトライアルサービスの契約を結び、定性的・定量的な検証をしながら、利便性が高い飛行場運用管理支援を行っています。

今回サービスを行うウェザーニューズの航空気象グループは、日米欧アジアの航空会社に最適な飛行計画支援を目的とした気象サービスをグローバルに提供しています。安全性・定時性・快適性を確保するためのRCサービス(気象リスクと顧客業務を理解した上で、単なる情報ではなくその気象条件による対応策を提供するサービス)は、各社から高い評価を得ています。また、冬季の高速道路や国道の道路管理RCサービスでは、道路管理者に対して最適な防災体制、除雪作業、凍結防止剤の散布判断など冬季悪天に対するサービスを提供しており、こうしたノウハウ、実績を今回の中部国際空港のサービスに活かします。

ウェザーニューズでは、中部国際空港運用管理部とともに、利用者へのより高い安全性・利便性の確保、高度な空港管理に貢献できることを目指します。

株式会社ウェザーニューズ(東証1部<4825>)について
世界主要国/地域に40の営業拠点を持つ、世界最大の民間気象情報会社。海、空、陸のあらゆる気象現象の世界最大規模のデータベースを有し、独自のピンポイント予報により、航空、海運、流通、自治体などの各業務の問題解決情報を提供している。一般個人・大衆に対しては、携帯電話、CS/BSデジタル放送等のメディアを通じて、個人の生活を応援する各種情報を提供。

<報道関係お問合せ先>

株式会社ウェザーニューズ:千葉市美浜区中瀬1−3幕張テクノガーデン
広報  栩木、上山
Tel:043-274-5504
Fax:043-296-3763


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