発行日 : 2007年02月07日

台風など荒天の接近が予想される停泊中の船舶の安全のために

Optimum Port Operation(停泊船舶保全サービス)の開始

~ 商船三井 「安全運航支援センター」へ提供 ~

株式会社ウェザーニューズ(所在地:東京都港区、代表取締役社長:草開千仁)は、台風、爆弾低気圧、津波など荒天接近時における港や港外で停泊している船舶の船体保全のための「Optimum Port Operation Service [OPO](停泊船舶保全サービス)」提供を始めました。商船三井において2月1日に開設された「安全運航支援センター」へ、本サービスによる支援を行います。


ウェザーニューズは1986年創立以来、世界中の海運会社の運航中の船舶に対して、最適航路情報を提供してきました。さらに航海中の船舶への情報にとどまることなく、全ての船舶の安全性と経済性を向上させるために必要となるTotal Fleet Management Serviceを提供しています。運航隻数が急増している今、世界の海運会社において停泊船舶の安全管理の必要性が、飛躍的に高まっています。


この様な変化の中でウェザーニューズでは、重要な新しいサービスの位置づけでOptimum Port Operationサービスの構築に取り組んできました。そして、2月1日から商船三井が24時間運用を開始した「安全運航支援センター」の運営に全面協力し、Optimum Port Operationサービスの提供を世界に先駆けて始めました。


Optimum Port Operationサービスでは、海事通信衛星を利用して世界中の全船舶の動静を常時把握し、停泊中の本船への台風、爆弾低気圧の接近の告知と荒天の状況を運航海運会社と当該船舶に対し発信します。このサービスによって、海運会社内で共有された情報に基づき在港、仮泊など停泊中の船舶の安全確保のための対応策決定がより的確になります。


当社では、商船三井との全面的な取り組みを通じてOptimum Port Operationサービスを海運会社の意思決定プロセスにより合致させ、世界中の海運会社に提供していきます。

株式会社ウェザーニューズ(東証1部 <4825>)について

世界主要国 / 地域に32の営業拠点を持つ、世界最大の民間気象情報会社。
海、空、陸のあらゆる気象現象の世界最大規模のデータベースを有し、独自の予報により、航空、海運、流通、自治体などの各業務の問題解決情報を提供している。
一般個人に対しては、携帯電話、インターネット、BSデジタル放送等のメディアを通じて、個人の生活を支援する各種情報を提供。