発行日 : 2007年06月25日

自宅の雨を測る観測プロジェクトに現在参加者5,000名

~ 今日降り注いだ雨の量を、自宅に設置した“雨カップ”で実感  ~

株式会社ウェザーニューズ(所在地:東京都港区、代表取締役社長:草開千仁)では、現在、携帯電話利用者と共に梅雨を楽しむ取り組み『雨カップ調査』を展開しています。参加者からは「実感しにくかった雨の量を、実際に目で見ることができ楽しい」などの声が多く、その大半の方から「“嫌な梅雨”が“楽しい梅雨”に変わった」とのコメントが寄せられています。6月6日(水)から募集を開始した『雨カップ調査』には、10日間で既に5,000名以上もの方にご参加いただいおり、参加者は引き続き梅雨明けの7月末迄サイト上にて募集します。

携帯サイト「ウェザーニュース」 URL:http://wni.jp

日本列島はこれから梅雨シーズン本番を迎えます。ウェザーニューズでは、「雨を楽しむ」をテーマに携帯電話利用者と共に“雨量カップ”を使い、日本全国の “雨量”と“酸性雨”を観測する取り組み『雨カップ調査』を3年前から展開しています。憂鬱になりがちな梅雨シーズンに、積極的に向き合うことで、梅雨を楽しむこの試みには、現在、テーマに賛同した全国5,000名の方々が参加しています。参加者からは「むしろ雨が降るのが待ち遠しくなった」「天気予報で雨のマークが並ぶとワクワクする」などの昨年までと違う心境の変化に驚きの声を寄せてくる方もいます。『雨カップ調査』で観測したデータは、携帯電話サイト「ウェザーニュース」上で随時公開されます。また、万が一の災害時の際に各地から寄せられる細かな情報として活用も予定しています。

『雨カップ調査』の参加の意気込み

場所

東京都

愛知県

大阪府

福岡県

ペンネーム

ろぶるさん

常夏さん

ホシガラスさん

かえるっぴさん

コメント

梅雨を前向きに、楽しみたいと思います。災害が起きないことを祈ります。

空梅雨(水不足)、梅雨末期の集中豪雨、酸性雨…梅雨や雨に関するさまざまな問題の解決に、ほんの僅かでもお役に立てるのであればうれしいな(^◇^)

昨年も雨カップ調査に参加しましたが、同じ大阪府内でも少し離れているだけでも雨量が違ってたりして興味を持っています。

雨量も気になりますが酸性雨はもっと気になりますね〜。子供たちと楽しみながら計測したいと思います

『雨カップ調査』で分かった局地的な降雨状況

過去2年間の『雨カップ調査』では、10,000名もの方が参加し、全国各地の詳細な降雨状況を捉えることが出来ました。気象庁では全国に1,300ヵ所の観測点(アメダス)を擁し、そこに『雨カップ調査』の参加者10,000名の観測データを加えることで、従来の約8倍にも及ぶ観測点として雨量を観測することができます。これは、従来よりも、よりきめの細かいデータを観測することができるため、山間部など局地的な降雨までも把握することが可能です。また、今シーズンからは、新たに微妙な降雨も観測できる感雨紙(※通常の雨量観測機では測れない1mm以下の雨を測定することができる紙)も併せて使用し、従来では測定できなかった更に細かなデータも収集します。これら参加者の協力のもと観測したデータは、今後、局地的な気象予測などに役立てて行く予定です。

関東以西が梅雨入りした6月14日の観測
雨カップ観測
アメダス観測

『雨カップ調査』で分かった酸性雨の傾向

過去2年間の『雨プロジェクト』では、Ph紙を使い、酸性雨の状況も観測してきました。全国各地での酸性雨の傾向を見ると東京・名古屋・大阪を結ぶ太平洋ベルトに沿って酸性度の強い雨が降っていることがわかりました。また、酸性度は雨の降り始めが一番強いこともこの観測を通してわかっています

株式会社ウェザーニューズ(東証1部 <4825>)について

世界主要国 / 地域に32の営業拠点を持つ、世界最大の民間気象情報会社。
海、空、陸のあらゆる気象現象の世界最大規模のデータベースを有し、独自の予報により、航空、海運、流通、自治体などの各業務の問題解決情報を提供している。
一般個人に対しては、携帯電話、インターネット、BSデジタル放送等のメディアを通じて、個人の生活を支援する各種情報を提供。