発行日 : 2008年03月07日

今年の黄砂飛散は、≪例年よりも多い≫ 見込み

携帯電話向けに『黄砂情報』をスタート!

~ “予報士の最新予測”と“携帯利用者の実況リポート”で黄砂を乗り切る ~

株式会社ウェザーニューズ(所在地:東京都港区、代表取締役社長:草開千仁)は、例年より多いと見込まれる黄砂飛散に関し、その対策のためのサービス『黄砂情報2008』を、携帯電話向けサイト『ウェザーニュース』にて3月7日(金)からスタートしました。本サービスでは、気象予報士による“黄砂飛散の予測”のほか、全国各地の携帯電話利用者から寄せられる“黄砂飛散の実況リポート”など、黄砂に関する様々な情報を提供します。このサービスを利用することで、外出先にいても最新の黄砂情報をキャッチすることができ、小まめな黄砂対策を取ることが出来ます。

携帯電話向けサイト「黄砂情報2008」
URL:http://wni.jp

2008年の黄砂傾向

〜 発生回数は、例年より多く、頻発する恐れも 〜

黄砂は、中国大陸などの砂漠の砂が強風により上空まで上昇し、偏西風によって運ばれ各地で降下する現象です。今年の冬は、中国大陸で南部を除き雨が少なく、黄砂の発生源と言われるゴビ砂漠やタクラマカン砂漠を含む東北から河北、西北に到る広い範囲では、2月には生活用水にも影響がでるほどの10ミリメートルにも満たない降水量しかありませんでした。現在、砂漠表面は乾燥し、砂が巻き上がりやすい状況にあります。また、今春は、砂を巻き上げる低気圧が高気圧と交互にやってくるとの予測のため、黄砂の発生回数は、例年より多く、頻繁に発生する恐れがあります。この黄砂飛散は、梅雨が始まる5月頃まで続く見込みです。

携帯電話向け『黄砂情報2008』

携帯サイト「黄砂情報2008」のサイト画面

<携帯サイト画面>

〜最新の予測と実況で黄砂飛散情報をキャッチ〜

ウェザーニューズでは、各地に飛来する黄砂に対し、個人で対策を取ってもらうことを目的に、携帯電話向けに『黄砂情報2008』をスタートしました。『黄砂情報2008』では、≪予測≫と≪実況≫の両面からきめ細かな情報を提供し、≪予測≫では当社の気象予報士が、発生から到達までの経路である“中国”“韓国”“日本”3ヵ国の気象を鑑み、黄砂飛散の予測を行います。一方、≪実況≫では、全国に160万人いる携帯電話サイト「ウェザーニュース」の有料会員から寄せられたリポートのほか、当社が全国各地に設置したライブカメラの映像をもとに、現在、どこでどのくらい飛散しているかの情報も提供します。その他、携帯利用者が取る対策を投稿し、その情報を公開する取り組みなども展開しています。


≪予測≫

◆「黄砂シミュレーション」

現在発生する黄砂飛散が、どのような経路で日本に到達するかを、地図を用いて分かりやすくお伝えします。それに合わせた気象予報士の解説も提供します。


◆「飛散予測マップ」

各エリアの黄砂に関する影響をランク別に確認することができ、どのエリアにどのくらいの飛散が見込まれるか一目で確認できます。


≪実況≫

◆「リポート&実況マップ」

全国各地の携帯電話利用者から寄せられたリポートをもとに、現在の黄砂飛散状況を実況マップで見ることができます。また、寄せられたリポートも公開するため、どの位飛散しているかを把握することが可能です。


◆「ライブカメラ」

全国各地に設置したライブカメラで飛散状況をリアルタイムでチェックすることができます。また、ライブカメラは、中国の北京などにも設置されているため、現地でどのくらいの黄砂が舞っているか、映像/画像として確認することもできます。


◆「ミンナの黄砂対策」

携帯電話利用者から募集した黄砂に対する対策法をチェックすることができます。「コンタクトの痛みには○○が効く」や「車の黄砂対策は○○を使うと良い」など、とっておきの対応法をここで入手し黄砂対策を取ることができます。

携帯電話向けサイトについて

ドコモ、au、ソフトバンクの携帯電話各社でサービスを利用することができる気象情報サイトで、現在、全国で約160万人が登録。月額105円で、天気予報を市町村単位のピンポイントで1時間ごとにチェックできるほか、地震、台風、落雷などの「防災コンテンツ」、桜、花粉、紅葉などの「季節コンテンツ」、釣り、ゴルフなどの「レジャーコンテンツ」、雨降りアラーム、地震メールの「メールサービス」など、生活に密着した約40の様々なコンテンツを利用することができる。また、各コンテンツでは、“季節・天気を楽しむ”をテーマに、サイト利用者参加型の取り組みなども多数行っている。URL:http: //wni.jp

株式会社ウェザーニューズ(東証1部 <4825>)について

世界主要国 / 地域に32の営業拠点を持つ、世界最大の民間気象情報会社。
海、空、陸のあらゆる気象現象の世界最大規模のデータベースを有し、独自の予報により、航空、海運、流通、自治体などの各業務の問題解決情報を提供している。
一般個人に対しては、携帯電話、インターネット、BSデジタル放送等のメディアを通じて、個人の生活を支援する各種情報を提供。