発行日 : 2008年04月17日

未解明の“サクラこぶ病”を一般の方と共に全国規模で調査

~ 不明な点が多く、感染すると一エリアで集中的に発生する可能性も ~

株式会社ウェザーニューズ(所在地:東京都港区、代表取締役社長:草開千仁)は、桜を通して春を楽しむ企画「さくらプロジェクト」の一環である「桜レスキュー」の第二弾として、4月17日(木)から「サクラこぶ病調査」の取り組みを開始します。「桜レスキュー」は一般の方と共に桜を守るための取り組みで、「サクラこぶ病調査」は、原因が未解明で桜の枝を枯らせる恐れのある“サクラこぶ病”の分布を全国規模で調査する試みです。この調査を通し収集されたデータは、ウェザーニューズで分析を行い、桜の樹木専門家に情報提供するとともに、携帯電話サイト上でも公開します。また、サイト上では、病気から桜を守る対処法を紹介し、一人ひとりが桜を守るための取り組みを推進します。

携帯電話向けサイト「ウェザーニュース」
URL:http://wni.jp

桜レスキュー』は、今年で2年目となる取り組みで、昨年は樹木医の和田博幸氏(「財団法人日本花の会」主任研究員)の協力のもと、“てんぐ巣病”など桜を枯らす病気に関する調査を“桜モニター”と共に実施しました。今年の『桜レスキュー』は、第一弾として、花の個数を数えることにより全国規模での桜の健康状態を調査する「花数調査」を3月に実施しました。そして、今回、「桜レスキュー」の第2 弾として「こぶ病調査」を実施します。“こぶ病”は、枝や幹に小粒のこぶができ、年々大きくなる病気で、木が枯れる原因にもなります。この病気は不明な点が多く、被害が拡大する可能性もあります。ウェザーニューズでは、こういった未解明の状況を解明するための一つの試みとして、全国の桜モニター 18,000人のネットワークで「サクラこぶ病調査」を実施します。

「こぶ病調査」の概要

「桜レスキュー」の「サクラこぶ病調査」では、参加者が携帯電話サイト「ウェザーニュース」内の専用ページに、病気にかかっている可能性のある桜の樹木の状況を写真とともにリポートします。リポートされた情報は、ウェザーニューズで分析を行い、地域別の状況をまとめサイト内で紹介する予定です。また、サイト内では、病気にかかっている場合の対処法なども掲載されています。この取り組みに参加するには、“桜モニター”への登録が必要となります。この『桜レスキュー』の取り組みは、今後も継続的して実施する予定で、“桜モニター”に参加する人たちと一緒に日本の桜を一本でも多く残していくための活動を展開します。


今回開始する「桜レスキュー」における「こぶ病調査」は、桜を通して春を楽しむ企画「さくらプロジェクト」の一環で実施するもので、同プロジェクトでは、『桜レスキュー』の他、全国600ヵ所の名所の開花予測サービスや、桜1本1本開花日を予測するサービス、桜を日々観察し桜を楽しむ桜モニター、桜の見頃を知らせてくれるメールサービスなどを展開しています。ウェザーニューズでは、「さくらプロジェクト」を通し、桜を楽しむ方々をサポートする様々なコンテンツを多数展開しています。

携帯電話向けサイトについて

ドコモ、au、ソフトバンクの携帯電話各社でサービスを利用することができる気象情報サイトです。月額105円で、天気予報を市町村単位のピンポイントで 1時間ごとにチェックできるほか、地震、台風、落雷などの「防災コンテンツ」、桜、花粉、紅葉などの「季節コンテンツ」、釣り、ゴルフなどの「レジャーコンテンツ」、雨降りアラーム、地震メールの「メールサービス」など、生活に密着した約40の様々なコンテンツを利用することができる。また、各コンテンツでは、“季節・天気を楽しむ”をテーマに、サイト利用者参加型の取り組みなども多数行っている。URL:http://wni.jp

株式会社ウェザーニューズ(東証1部 <4825>)について

世界主要国 / 地域に32の営業拠点を持つ、世界最大の民間気象情報会社。
海、空、陸のあらゆる気象現象の世界最大規模のデータベースを有し、独自の予報により、航空、海運、流通、自治体などの各業務の問題解決情報を提供している。
一般個人に対しては、携帯電話、インターネット、BSデジタル放送等のメディアを通じて、個人の生活を支援する各種情報を提供。