発行日 : 2008年06月26日

一年で最も雨の多い梅雨シーズンに新しい天気予報サービス

世界初! 10分単位の天気がわかる“10分天気予報”開始

~ 目先1時間以内の雨の予報は“人間の目”の方がコンピューターより精確 ~

株式会社ウェザーニューズ(所在地:東京都港区、代表取締役社長:草開千仁)は、一年で最も雨の多い梅雨のシーズンを上手に乗り切ってもらうため、この度、携帯電話サイト「ウェザーニュース」の「雨プロジェクト」内にて、日本初となる10分単位でのピンポイント降雨予測情報『10分天気予報』(サービス利用料:無料)を6月26日(木)からスタートします。『10分天気予報』は、雨がいつ降るかをきめ細かく確認できるサービスで、降雨が予想される2時間前にサービスが稼動し、10分単位でのきめ細かな気象予測を提供するものです。『10分天気予報』は、全国各地の携帯電話利用者から寄せられた降雨状況に関するリポートをもとに行います。一般の方と共に雨雲を追跡することで、気象レーダーでは補足していない雨雲や、補足していても、実際に降っていないなど、貴重な情報を予測に反映することができます。

携帯サイト「ウェザーニュース」 URL:http://wni.jp
携帯サイト「ウェザーニュース」のサイト画面

一般からのリポートを取り入れたレーダー画面

ウェザーニューズでは、一年の中で最も雨が多い梅雨シーズンを、快適に過ごしてもらうため、「雨プロジェクト」を通し、様々なサービスを展開しています。

本プロジェクトでは、2005年から、プラスチックのビーカーを利用者に無償で配付し、全国規模で雨量を観測する試みを行い、梅雨を楽しむとともに、利用者から寄せられた雨量情報をもとにした、きめ細かな気象情報の提供を行ってきました。 今年は新たに、気象予測が最も難しいと言われる梅雨シーズンに、一般の方と共に雨雲の“位置”および“勢力”を観測、リアルタイムに反映し、より細かい時間単位での気象予測を試みます。 ウェザーニューズが今月12日に発表した「全国傘調査(有効回答数51,068人)」では、一日に傘をさして移動する時間が、全国平均“26分”という結果があり、「通勤する際の駅までの移動時に降るか、降らないか知りたい」などの声が多数寄せられ、より短い時間の降雨情報が求められていることがわかりました。 しかしながら、従来の気象情報の多くが“1日単位”や“午前・午後単位”、細かくても“1時間単位”で、刻々と気象状況が変化する梅雨シーズンには、十分に対応できていないのが現状です。

ウェザーニューズでは、これらの問題を解決するため、10分単位でのピンポイント降雨予測情報『10分天気予報』を一般の方と共に試み、サービスを無料で提供します。

携帯サイト「ウェザーニュース」のサイト画面

<サンプル画面>

『10分天気予報』は、自分の居る地点の1時間先までの天気予報を10分単位で提供するサービスで、降雨の可能性がある2時間前に携帯サイト「ウェザーニュース」内の“今日明日の天気”“ピンポイント天気”“iエリア”“雨雲レーダー”などで稼動します。 このサービスは10分ごとの1時間先のピンポイントでの降雨予測確認できるため、外出する移動時間内で“雨が降るかどうか”だけでなく、“どのタイミングで雨が降るのか”を把握することができ、降雨に対する適切な対応を取ることが出来ます。 また、雨の強さも、“ポツポツ”“パラパラ”“サー”“ザー”“ゴーッ”の5段階で表示されるため、雨カッパが良いのか、折り畳み傘が良いのか、長傘が良いのかなど、梅雨対策を行うことが可能です。

〜 携帯、PC、CATVなど様々なメディアから呼びかけ 〜

このサービスは、気象のプロによる気象解析をもとに予測するだけでなく、携帯電話利用者からのリポートをもとに細かい予報を行います。雨雲の動きは目先1 時間に関しては、コンピューターの計算値よりも実際に目で観測した情報を取り入れた方が、精度が高く、一般の方のリポートが不可欠になります。 当社では、携帯サイト「ウェザーニュース」だけでなく、より多くの方に参加していただくため、当社が運営するインターネットサイト、CATV、BSデジタル放送910 Chなどで、一般の方に参加を幅広く呼びかけ、雨が最も降る梅雨シーズンの雨雲の細かい動きの補足に試みます。 この『10分天気予報(無料)』のサービスを利用するには、自分の居る地点においての天気状況をリポートする必要があり、リポート1回に対し、予報を1回閲覧することができます。尚、本サービスは、現在地が特定できるGPS機能の付いた携帯端末か、NTTドコモのiエリア機能が必要です。

ウェザーニューズでは、一年で一番雨に悩まされるシーズンを、上手に乗り切ってもらうため、今後も利用者にとって、便利で使いやすいサービスの提供を目指します。

携帯電話向けサイト「ウェザーニュース」について

ドコモ、au、ソフトバンクの携帯電話各社でサービスを利用することができる気象情報サイトで、現在、全国で約160万人が登録。月額105円で、天気予報を市町村単位のピンポイントで1時間ごとにチェックできるほか、地震、台風、落雷などの「防災コンテンツ」、桜、花粉、紅葉などの「季節コンテンツ」、釣り、ゴルフなどの「レジャーコンテンツ」、雨降りアラーム、地震メールの「メールサービス」など、生活に密着した約40の様々なコンテンツを利用することができる。また、各コンテンツでは、“季節・天気を楽しむ”をテーマに、サイト利用者参加型の取り組みなども多数行っている。

株式会社ウェザーニューズ(東証1部 <4825>)について

世界主要国 / 地域に32の営業拠点を持つ、世界最大の民間気象情報会社。
海、空、陸のあらゆる気象現象の世界最大規模のデータベースを有し、独自の予報により、航空、海運、流通、自治体などの各業務の問題解決情報を提供している。
一般個人に対しては、携帯電話、インターネット、BSデジタル放送等のメディアを通じて、個人の生活を支援する各種情報を提供。