発行日 : 2008年06月30日

全国の酸性雨を測る「酸性雨調査」の参加者を一般から募集

~ 一年で最も雨が多い梅雨シーズン この時期の雨の酸性度はどのくらい? ~

株式会社ウェザーニューズ(所在地:東京都港区、代表取締役社長:草開千仁)は、一年で最も雨が降る梅雨シーズンに、一般の方と共に酸性雨の実態を調査する『酸性雨調査』を開始し、この調査への参加者を募集します。『酸性雨調査』は、携帯電話サイト「ウェザーニュース」の「雨プロジェクト」内で開始するもので、雨の降り始めなどのタイミングに、pH試験紙を使って雨の酸性度を観測する試みです。この試みは、一般の方の協力をもとに雨量などを観測する「雨プロジェクト」の一環として2005年から実施し、今年で4回目を迎えます。昨年までの観測で、“雨の降り始め”や“工業地帯”が特に酸性度が強いことが分かっています。

『酸性雨調査』への参加は、携帯電話向けサイト「ウェザーニュース」から
URL:http://wni.jp
携帯サイト「酸性雨調査2008」のサイト画面

<携帯サイト画面>

ウェザーニューズは、一年で一番雨が降る梅雨シーズンを上手に乗り切ってもらうため、詳細な雨情報を提供する「雨プロジェクト」を展開しています。「雨プロジェクト」では、日本初となる10分単位のきめ細かな降雨情報を提供しており、全国各地から寄せられた一般の方の降雨リポートをもとにサービス提供を行っています。この度、「雨プロジェクト」では、大気汚染が原因の一つとされる酸性雨の実態調査を一般の方からの協力のもと実施し、その参加者の募集を行います。『酸性雨調査』は、“降り始めや降雨中などタイミングによる酸性度の強弱”や“全国における酸性度の強弱分布”について、pH紙を使って、雨の酸性度を調査します。『酸性雨調査』へは、携帯電話サイト「ウェザーニュース」(有料)内の「雨プロジェクト」でペンネームや観測する住所などを登録すれば参加することができます。登録後は、自宅に送られてくるpH紙を常時携帯し、雨の降り始めや終わりなど特定のタイミングで観測を行います。タイミングは、ウェザーニューズから“ミッション”として携帯電話にメールで届きます。観測は雨にpH紙を浸し、カラーチャートと照らし合わせながら、その際の “色”と、“観測を行ったエリア”、“観測を行った際のコメント”と併せて報告します。これら全国から集められた情報は、ウェザーニューズで解析を行い、その結果は、携帯サイトで、地域ごとに酸性度の強弱を表示した地図などのかたちで公開します。


今年で4年目を迎える『酸性雨調査』では、昨年まで延べ人数5千名がこの取り組みに参加し、太平洋ベルトに沿って雨の酸性度が強いことが判明しました。また、同取り組みの中で、関東南部に限定して行った調査では、通常よりも酸性度が強いとのレポートが多数寄せられました。


ウェザーニューズでは、一年で最も雨が多い梅雨の期間を通し、雨と酸性雨の関係を調査するとともに、今後も、日本の酸性雨の影響を毎年測っていきます。

携帯電話向けサイト「ウェザーニュース」について

ドコモ、au、ソフトバンクの携帯電話各社でサービスを利用することができる気象情報サイトで、現在、全国で約160万人が登録。月額315円で、天気予報を市町村単位のピンポイントで1時間ごとにチェックできるほか、地震、台風、落雷などの「防災コンテンツ」、桜、花粉、紅葉などの「季節コンテンツ」、釣り、ゴルフなどの「レジャーコンテンツ」、雨降りアラーム、地震メールの「メールサービス」など、生活に密着した約85の様々なコンテンツを利用することができる。また、各コンテンツでは、“季節・天気を楽しむ”をテーマに、サイト利用者参加型の取り組みなども多数行っている。

株式会社ウェザーニューズ(東証1部 <4825>)について

世界主要国 / 地域に32の営業拠点を持つ、世界最大の民間気象情報会社。
海、空、陸のあらゆる気象現象の世界最大規模のデータベースを有し、独自の予報により、航空、海運、流通、自治体などの各業務の問題解決情報を提供している。
一般個人に対しては、携帯電話、インターネット、BSデジタル放送等のメディアを通じて、個人の生活を支援する各種情報を提供。