発行日 : 2008年07月28日

“打ち水”を感じて測るプロジェクト『打水感測2008』始動

~ モバイルネットワークを活用し、全国の参加者と打ち水 ~

株式会社ウェザーニューズ(所在地:東京都港区、代表取締役社長:草開千仁)は、全国の携帯電話利用者と共同で、打ち水を実施する取り組み『打水感測 2008』を7月28日(月)からスタートし、本日から参加する方を募集します。この取り組みは一年で一番暑い季節において、携帯電話利用者と共に、打ち水を実施し、打ち水前と後の“気温変化”と一人ひとりの“体感変化”を調査する試みです。今回、取り組みの一つとして、大手町・丸の内・有楽町の通称“大丸有エリア”で実施する「打ち水プロジェクト2008」と共同で、都市部での感測も実施します。昨年まで、東京エリアを中心として実施していた本プロジェクトを、今年は、より多くの人に参加をしてもらうため、全国の携帯電話利用者に参加を呼びかけて実施します。

携帯電話利用者一人ひとりが感測モニター

「打水感測2008」は、8月1日(金)、11日(月)(雨天延期)の両日に全国の携帯電話利用者と共に一斉に打ち水を行い、打ち水の前後の気温と体感の違いを感測する試みです。この取り組みに参加するには、携帯電話サイト「ウェザーニュース」内のウェザーリポーターに登録が必要で、ウェザーリポーターには、打ち水が行われる前日に携帯メールで当日の詳細を連絡します。打ち水の結果は携帯電話の専用サイトからリポートしてもらい、集められた打ち水結果リポートは、当日の気象状況などと共に分析し、打水感測マップを作成します。昨年実施した打ち水では、打ち水前後で『2〜3℃下がった』という報告が多かったものの、中には『変わらない』という報告や、むしろ『上がった』という報告をいただきました。一方で、体感の変化では、約9割の人から打ち水後に『涼しくなった』という回答をいただき、打ち水は涼しく感じる効果があるということがわかりました。また、昨年の8月5日に関東地方を襲った大雷雨では、1時間で10℃も気温下降したという報告があり、天然の打ち水が短時間で急速に冷やすチカラがあることが実証されました。

『打ち水プロジェクト2008』と共同で都市部を感測

携帯サイト「ウェザーニュース」のサイト画面

「打水感測2008」の取り組みの一つとして、今回、大手町・丸の内・有楽町にておこなわれる「打ち水プロジェクト2008」内の、8月1日(金)実施予定の丸ビル前の丸の内仲通り打ち水(17:30〜18:00)と、8月11日(月)実施予定の東京国際フォーラムの打ち水(16:30〜17:00)に参加し、参加者と共にヒートアイランド進む東京の打ち水効果を感じて測ってもらう試みも実施します。


今回の『打水感測2008』で集められた貴重な情報は、“気温”と“体感温度”の関連性を解析し、打ち水の効果を検証すると共に、“気温”という一次的情報のみの提供だった従来の天気予報を、“体感温度”の要素を加味した、より生活に密着した気象情報として提供していく予定です。

携帯電話向けサイト「ウェザーニュース」について

ドコモ、au、ソフトバンクの携帯電話各社でサービスを利用することができる気象情報サイトで、現在、全国で約160万人が登録。月額315円で、天気予報を市町村単位のピンポイントで1時間ごとにチェックできるほか、地震、台風、落雷などの「防災コンテンツ」、桜、花粉、紅葉などの「季節コンテンツ」、釣り、ゴルフなどの「レジャーコンテンツ」、雨降りアラーム、地震メールの「メールサービス」など、生活に密着した約85の様々なコンテンツを利用することができる。また、各コンテンツでは、“季節・天気を楽しむ”をテーマに、サイト利用者参加型の取り組みなども多数行っている。

株式会社ウェザーニューズ(東証1部 <4825>)について

世界主要国 / 地域に32の営業拠点を持つ、世界最大の民間気象情報会社。
海、空、陸のあらゆる気象現象の世界最大規模のデータベースを有し、独自の予報により、航空、海運、流通、自治体などの各業務の問題解決情報を提供している。
一般個人に対しては、携帯電話、インターネット、BSデジタル放送等のメディアを通じて、個人の生活を支援する各種情報を提供。