世界最大の気象情報会社・株式会社ウェザーニューズ（所在地：東京都港区、代表取締役社長：草開千仁）は、韓国携帯電話最大手・SKテレコム（所在地：韓国ソウル、President and CEO：Shin Bae Kim）との間で、この度、グローバルコミュニティーサイト『ソラトモ』における共同開発・運営で両社合意に至り、9月1日(月)から、日・韓両国でサービスをスタートします。このサービスは、言語が異なる国同士でも簡単に交流を図ることができる世界で初の携帯電話・インターネット向けサービスです。

『ソラトモ』は、SKテレコムとウェザーニューズの両社が共同で開発し、携帯電話とインターネット上で運営を行うグローバルコミュニティーサイトです。このコミュニティーサイト『ソラトモ』は、「“空”を通じた“友”達」をコンセプトに名付けられたサービスで、言語が違う国の人同士でも友達感覚で気軽に交流を図ることができるサービスです。サービスは、リアルタイム自動翻訳システムにより、書き込みなどの掲載内容をサイト上でリアルタイムに反映できるため、日本語と韓国語のそれぞれ異なる言語でも、サイト上で簡単に交流を図ることが可能です。

サイトでは、日本語版と韓国語版のそれぞれ異なる言語が用意されており、“天気”、“観光”、“グルメ”など様々な情報を扱います。携帯電話利用者は、それら情報を見るだけでなく、その情報に対する質問なども気軽に書き込むことができ、書き込んだタイミングで自動的に一方の言語に変換されるため、リアルタイムでの交流を図ることが出来ます。一方で、台風や暴風などシビアな気象時においては、双方の国で情報交換を行い、防災意識を高めることなども実施します。韓国では、国民の半数以上が契約するSKテレコムと、日本で160万人の有料会員を持つウェザーニューズが協力することで、サイトの利用促進を図ります。尚、携帯電話サイト「ソラトモ」は、月額利用料105円、韓国では3000ウォン（約300円）で利用することができます。

SKテレコムについて

韓国国民の約半数にあたる2,000万人の契約者を有する韓国最大手の携帯電話事業会社。1984年、韓国国内初第一世代アナログ移動通信時代をスタートさせ、世界初ＣＤＭＡ技術常用化に成功。世界初2.5世代ＣＤＭＡ2000 １ｘサービスとHSDPとHSUPAの常用化を実現。年間売り上げは10兆6510億ウォンに達する（2006年度時点）。グローバルでは、韓国と中国の間のTD-SCDMAプロジェクトを本格化し、中国との3Ｇ通信技術協力を強化している他、アメリカ、ベトナム、イスラエル、台湾、タイなどといった国との連携が進む。