株式会社ウェザーニューズ（所在地：東京都港区、代表取締役社長：草開千仁）は、個人の減災意識を高め、被害を軽減する試みとして、今年6月に開始した日本の“揺れ”を一般の方と共に観測する｢Yureプロジェクト（ユレプロジェクト）｣において、本日、｢Yureプロジェクト｣の携帯サイト版を携帯サイト「ウェザーニュース」内にてスタートしました。これにより、サイト利用者はきめ細かな“揺れ”の情報を外出先でいつでも入手できるようになります。また、自宅で感知した“揺れ”を携帯電話にメールで知らせてくれる『マイYure速報』も、観測者(Yureモニター)向けにスタートしました。

携帯版「Yureプロジェクト」は携帯サイト「ウェザーニュース」 から
URL：http://wni.jp

携帯サイトにて「Yureプロジェクト」開始

｢Yure プロジェクト｣は、全国各地の参加者1,000人(Yureモニター)が、“揺れ”を計測する専用機器｢Yure Station｣を自宅に設置し、そこで観測したデータを、リアルタイムで公開する取り組みです。これまでインターネットサイトにて公開していた全国の “揺れ”情報が、携帯サイトでも見ることが出来ることで、“揺れ”が起こった際、いつでもどこでも、その“揺れ”の情報を詳しく把握することができます。

〜 きめ細かな“揺れ”の情報をいつでも入手可能に 〜

携帯サイトでは、全国1,000ヵ所で観測する“揺れ”についての詳細な情報をチェックすることができます。従来、外出先などで地震などの“揺れ”を感じた時、携帯サイトなどを通し、震度などの数値でしか“揺れ”を知ることができませんでした。しかし、｢Yure プロジェクト｣の携帯サイトを使うことで、各地の観測ポイントでどの位の“揺れ”があったかや、“横揺れ”と“縦揺れ”がどのくらいの時間続いたかなど、 “揺れ”の詳細をグラフなどと共にチェックすることができます。

〜 自宅の観測機が“揺れ”を検知するとお知らせする『マイYure速報』〜

“揺れ”の観測に参加するYureモニターは、『マイYure速報』の機能により、自宅に設置した専用機器｢Yure Station｣が“揺れ”を検知した際、その情報を携帯メールで受け取ることが出来ます。これは、観測機器と携帯電話が連動したサービスで、自宅の“揺れ”が 20yure以上 (震度換算2.5以上) の場合に受け取ることができます。『マイYure速報』メールは、20yure以上の“揺れ”であれば、自由に設定することができ、“横揺れ(南北)”、 “横揺れ(東西)”、“縦揺れ”の3つ視点からどのくらい揺れたかもグラフと合わせて詳しく知ることができます。

〜 “揺れ”による体感状況をコメントできる 〜

観測に参加するYureモニターは、“揺れ”があった際、“揺れ”についてのコメントを書き込むことができます。コメントは、｢本棚が倒れるくらい凄い揺れ｣、｢はじめの数秒が一番揺れた｣など、体感による情報も他の人に伝えることが出来ます。そのコメントは、インターネットサイトと携帯サイトを通して利用者に公開され、サイト利用者は、震度などの数値データだけでなく、参加者の体感や状況なども加え、“揺れ”について知ることができます。

Yure プロジェクトの概要

｢Yure プロジェクト｣は、全国1,000人で日本の“揺れ”を観測し、その観測データを共有する試みです。参加者の1,000人には、“揺れ”を観測できる当社開発の｢Yure Station｣を無償提供し、その機器を自宅に設置してもらっています。｢Yure Station｣はパソコンに常時接続され、30秒に1回データが自動的にリポートされ、観測データは、今回サービスを開始する携帯サイトや、インターネットサイト｢Yureプロジェクト｣にて逐次公開される他、ウェザーニューズが展開するケーブルテレビやインターネット番組などで随時紹介されます。観測データは、全国1,000地点の“揺れ”の状況を色分けした地図などで公開され、“揺れ”が起こった際、“横揺れ”や“縦揺れ”などの“揺れ”の詳細やその強さなども知ることができます。