発行日 : 2009年06月23日

日本で一番“酸性度”が高い都市はどこ?

全国4,000人と酸性雨を測る「酸性雨調査2009」スタート

株式会社ウェザーニューズ(所在地:東京都港区、代表取締役社長:草開千仁)は、一年で最も雨が降る梅雨シーズンに、一般の方と共に酸性雨の実態を調査する『酸性雨調査2009』を開始します。『酸性雨調査2009』は、携帯サイト「ウェザーニュース」内の「雨プロジェクト」にて開始するもので、雨の降り始めなどのタイミングに、pH試験紙を使って雨の酸性度を観測する試みです。この試みは、一般の方の協力をもとに雨量などを観測する「雨プロジェクト」の一環として2005年から実施し、今年で5回目を迎えます。昨年までの観測で、“雨の降り始め”や“都市部”、“国道の近く”が特に酸性度が強いことが分かっています。今年は4,000人の方と計4回、“都市部”の酸性度にフォーカスを当てて、調査を実施します。

『酸性雨調査2009』は、携帯サイト「ウェザーニュース」から
http://wni.jp
酸性雨全国マップ

<昨年の酸性雨調査結果>

ウェザーニューズは、一年で一番雨が降る梅雨シーズンに、一般の方からの協力のもと、大気汚染が原因の一つとされる酸性雨の実態調査を5年前から実施しています。昨年は4,000人の方と“ゲリラ雷雨”と“秋雨前線”をテーマに酸性雨調査をおこない、通常酸性度が低いエリアでも、風向きと風の強さによって酸性度が高まる可能性があることが判明しました。酸性雨調査は、pH紙を使って、雨の酸性度を調査するもので、『酸性雨調査2009』へは、携帯サイト「ウェザーニュース」(有料)内の「雨プロジェクト」でペンネームや観測する住所などを登録すれば誰でも参加することができます。登録後は、自宅に送られてくるpH紙を常時携帯し、雨の降り始めや終わりなど特定のタイミングで観測を行います。(今年の募集は終了いたしました。)測るタイミングは、ウェザーニューズから“ミッション”として携帯電話にメールで届き、調査を行います。観測は雨にpH紙を浸し、カラーチャートと照らし合わせながら、その際の“色”と、“観測を行ったエリア”、“観測を行った際のコメント”と併せて報告します。今年は、4,000人の方と計4回、都市部の酸性度にフォーカスし、全国の都市の酸性度の実態を調査します。全国から集められた情報は、ウェザーニューズで解析を行い、その結果は、携帯サイト「ウェザーニュース」や、24時間生放送の「SOLiVE24」にて、公開していく予定です。


ウェザーニューズでは、一年で最も雨が多い梅雨の期間を通し、雨と酸性雨の関係を調査するとともに、今後も、日本の酸性雨の影響を毎年測っていきます。

携帯サイト「ウェザーニュース」について

ドコモ、au、ソフトバンクの携帯電話各社でサービスを利用することができる気象情報サイトで、現在、全国で約160万人が登録。月額315円で、天気予報を市町村単位のピンポイントで1時間ごとにチェックできるほか、地震、台風、落雷などの「防災コンテンツ」、桜、花粉、紅葉などの「季節コンテンツ」、釣り、ゴルフなどの「レジャーコンテンツ」、雨降りアラーム、地震メールの「メールサービス」など、生活に密着した約85の様々なコンテンツを利用することができる。また、各コンテンツでは、“季節・天気を楽しむ”をテーマに、サイト利用者参加型の取り組みなども多数行っている。

株式会社ウェザーニューズ(東証1部 <4825>)について

世界主要国 / 地域に32の営業拠点を持つ、世界最大の民間気象情報会社。
海、空、陸のあらゆる気象現象の世界最大規模のデータベースを有し、独自の予報により、航空、海運、流通、自治体などの各業務の問題解決情報を提供している。
一般個人に対しては、携帯電話、インターネット、BSデジタル放送等のメディアを通じて、個人の生活を支援する各種情報を提供。