発行日 : 2009年07月02日

局地的な気象現象を捉え、さらなる安全輸送、安定輸送を実現するために

京王電鉄株式会社に最適運行管理サービスを7月1日より提供開始

株式会社ウェザーニューズ(所在地:東京都港区、代表取締役社長:草開千仁)は、京王電鉄株式会社(所在地:東京都多摩市、代表取締役社長:永田 正、以下京王電鉄)に、7月1日より安全輸送や安定輸送を実現し、業務の最適化を行う「鉄道気象サービス」の提供を開始いたしました。
近年多発するゲリラ雷雨対策に対して運転規制を実施すること等、異常気象に対する対策を講じることにより、さらなる安全性の向上を実現します。


ZUCAI

鉄道事業者は、安全な列車運行を実現するために独自の安全基準を設け、沿線に設置された観測データを基に運転規制を実施しています。しかし、近年頻発するゲリラ雷雨に代表される局地的な異常気象により、従来の規制方法だけでは列車の安全運行に影響を及ぼすようなケースが発生しております。
ウェザーニューズでは、鉄道沿線に設置される観測データでは補足しきれないような局地的な豪雨に対して、独自の解析雨量を活用した列車の運行管理業務を支援するサービスを7月1日から京王電鉄にサービスを開始しました。
本サービスは、局地的な集中豪雨時の安全運行を支援することを目的として、鉄道沿線に設置された雨量データでは捕らえられない局地的な雨量を独自に解析し、列車の運行規制判断に利用するものであり、京王電鉄のさらなる安全な列車運行に貢献できると考えております。

株式会社ウェザーニューズ(東証1部 <4825>)について

世界主要国 / 地域に32の営業拠点を持つ、世界最大の民間気象情報会社。
海、空、陸のあらゆる気象現象の世界最大規模のデータベースを有し、独自の予報により、航空、海運、流通、自治体などの各業務の問題解決情報を提供している。
一般個人に対しては、携帯電話、インターネット、BSデジタル放送等のメディアを通じて、個人の生活を支援する各種情報を提供。