発行日 : 2009年07月13日

“ゲリラ雷雨”事前補足率90%以上、死亡者ゼロを目指して

“ゲリラ雷雨”を監視する『ゲリラ雷雨防衛隊』発足

~ 先着2万名に、雷雲の位置を特定するオリジナル方位磁石をプレゼント ~

株式会社ウェザーニューズ(所在地:東京都港区、代表取締役社長:草開千仁)は、例年よりも多く発生すると見込まれている“ゲリラ雷雨”に対して、その被害を軽減するため本日からゲリラ雷雨を監視する『ゲリラ雷雨防衛隊』の隊員を全国から募集します。“ゲリラ雷雨”は突発的かつ局地的に発生し、社会生活に大きな被害をもたらすことで知られ、現在の気象観測技術では、その予測は困難と言われています。当社では昨年、全国1万人以上の『ゲリラ雷雨防衛隊』の隊員と日本の空を“隊員の目”で監視し、平均で70%以上の確率で“ゲリラ雷雨”を事前補足し、その情報を事前に利用者にお知らせすることに成功しました。今年は、ゲリラ雷雨による“死亡者ゼロ”及び、“事前補足率90%以上”を目指すため、雷雲の位置をより細かく特定する協力を隊員に呼びかけ、その解析スピードを向上させることで “ゲリラ雷雨”の事前補足に挑みます。

ゲリラ雷雨防衛隊への登録はこちらから 携帯サイト「ウェザーニュース」
http://wni.jp

ゲリラ雷雨防衛隊とは

ゲリラ雷雨防衛隊とは

『ゲリラ雷雨防衛隊』は予測不可能と言われた“ゲリラ雷雨”を事前に補足することを目的にウェザーニュース携帯サイト内で発足したコミュニティで、ウェザーニュース携帯サイトの月額315円会員の方ならば誰でも参加することができます。『ゲリラ雷雨防衛隊』へ入隊した方は“隊員”と呼ばれ、事前に登録をした地点を重点的に“感測”する役割を担います。“感測”はウェザーニュースから「監視体制始動メール」が届いたタイミングで実施し、届いたメールのリンク先のサイトで、“現在の天気”“雲のある方角”“雲の成長具合”“雷鳴の有無”、そして、“肌で感じた感覚”などを入力し、写真などと併せて送信します。昨年は1万人以上の方が参加し、全国の隊員の“目”で感測した“現地の実況情報”及び“感覚情報”を解析することで、観測機では捉えられない、急速に発達する“ゲリラ雷雨”発生の前兆を捉えることに成功しました。今年はより正確に、より事前に雷雲を把握するため、隊員の報告項目を昨年よりバージョンアップすると共に、昼モード、夜モードなどのそれぞれの時間に合った報告で、“ゲリラ雷雨”の補足に挑みます。

今年は雷雲の位置を詳細に特定するため「方位磁石」を配布

「雲の位置特定が難しい」という昨年の隊員の声から、今年は雲の位置をより細かく特定することができる、ウェザーニュースオリジナル方位磁石を『ゲリラ雷雨防衛隊』に入隊した先着2万名へ配布します。これにより隊員はいつでも、知らない土地での報告も方角に困る事無く詳細におこなうことができ、報告された雲の方角を当社の予報センターのシステムに組み込むことで、正確な雲の位置の特定が可能となります。


オリジナル方位磁石 表 オリジナル方位磁石 裏

「ゲリラ雷雨メール」は7月21日開始

“ゲリラ雷雨”発生を事前に携帯メールにお知らせする『ゲリラ雷雨メール』は7月21日にスタートする予定です。今年は『ゲリラ雷雨防衛隊』の協力をもとにより正確に、より事前にお知らせすることに挑みます。


<参考情報>

・ゲリラ雷雨防衛隊員に送られる『監視体制始動メール』&『本日の健闘結果メール』(サンプル)


『監視体制始動メール』&『本日の健闘結果メール』

・昨年の「ゲリラ雷雨メール」実績

各都府県 ゲリラ雷雨 発生数 ゲリラ雷雨 捕捉率 ゲリラ雷雨メール 事前送信時間
東京都 172回 76.7% 平均38分前
大阪府 128回 62.5% 平均8分前
愛知県 172回 63.9% 平均19分前
福岡県 308回 71.7% 平均29分前

実績の詳細は右記URLにてご確認いただけます。
http://weathernews.com/jp/c/press/2008/081006.html
ウェザーニューズでは、より便利な生活を実現するため、既存の気象観測技術の枠を超えた、“新しい気象情報”を利用者と共に考え、実施していきます。

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海、空、陸のあらゆる気象現象の世界最大規模のデータベースを有し、独自の予報により、航空、海運、流通、自治体などの各業務の問題解決情報を提供している。
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