発行日 : 2009年09月01日

緊急地震速報を携帯電話で開始

「iコンシェル」で緊急地震速報サービス
『The Last 10-Second』の提供スタート!

~ 3地点まで登録、受信震度、時間、曜日など自分に合ったカスタマイズも ~

株式会社ウェザーニューズ(所在地:東京都港区、代表取締役社長:草開千仁)は、9月1日(火)、地震による被害を軽減するため、docomoの「iコンシェル」サービスの「iインフォメーション」機能において、緊急地震速報サービス『The Last 10-Second』(※1)の提供を開始しました。いつどこで起こるかわからない地震発生の速報を、登録した利用者にいち早く携帯電話の待受画面にてお知らせします。地点登録は、最大3地点まで登録可能で、自宅以外に、家族や友人の住むエリアの緊急地震速報も入手することができます。また、受信時間や受信曜日、震度設定も可能で、自分のライフスタイルや、地震の大きさに合わせたサービスを受けることができます。登録はウェザーニューズの携帯サイト「ウェザーニュース」(月額315円)に登録している方ならどなたでも利用することができます(別途、iコンシェルの登録が必要)。近年地震が多発し、今後も宮城沖地震、三陸沖地震、東海地震、南海地震、東京湾北部地震など、大きな地震が想定され、全国各地で地震発生が心配されます。いつどこで起こるかわからない地震発生の速報を、いち早く身近な携帯電話にお知らせすることで、突発的な地震発生に素早く対応して危険を回避でき、被害の軽減に繋げることができます。

携帯サイト「ウェザーニュース」 http://wni.jp/

8月11日早朝、駿河湾を震源とする地震が発生しました。当社では、緊急地震速報の活用状況を調査するため、携帯サイト「ウェザーニュース」の利用者を対象に「地震調査」を実施し、その結果、いつでも受信できるPUSH的な機能がある携帯電話やPCが速報サービスを受ける上で有効であることがわかりました。そこで、これまでPC向けに提供していた緊急地震速報サービス『The Last 10-Second』に続き、今回、携帯電話への緊急地震速報サービス『The Last 10-Second』を開始しました。

緊急地震速報サービス『The Last 10-Second』を携帯電話の待受画面でお知らせ

緊急地震速報サービス『The Last 10-Second』への登録は、ウェザーニューズの携帯サイト「ウェザーニュース」の月額315円会員の方なら誰でも受信できるサービスで、「iコンシェル」用マイメニューに登録すると利用することができます(別途、iコンシェルの登録が必要)。お知らせする緊急地震速報は、利用者それぞれに合わせた設定が可能で、地点登録では、都道府県ごとに3地点まで登録可能です。この『The Last 10-Second』サービスは、テレビやラジオなどで流れる震度5弱以上の「緊急地震速報」とは違い、受信時間や受信曜日、震度設定など自由に設定することができ、本や、小物の落下率が上がり始める震度4にも設定することができます。また、更に詳しい情報を知りたいときは、「iコンシェル」のトップ画面から最新情報(震源地、地震の深さ、発生時刻、地震発生予想エリア、推定震度)を入手することでき、サイトでは、動画でも最新地震情報を確認することができます。

緊急地震速報画面

※1)The Last 10-Secondで提供する「緊急地震速報」は、地震の発生直後に、震源に近い地震計でとらえた観測データに基づいて各地での地震の揺れの到達時刻や震度を推定し、可能な限り利用者に素早く知らせる情報です。この情報を利用して、地震の揺れが来る前に安全な場所に避難したり、列車やエレベーターをすばやく制御させて危険を回避したり、工場、オフィス、家庭などで避難行動をとることによって被害を軽減させたりすることが期待されます。

株式会社ウェザーニューズ(東証1部 <4825>)について

世界主要国 / 地域に32の営業拠点を持つ、世界最大の民間気象情報会社。
海、空、陸のあらゆる気象現象の世界最大規模のデータベースを有し、独自の予報により、航空、海運、流通、自治体などの各業務の問題解決情報を提供している。
一般個人に対しては、携帯電話、インターネット、BSデジタル放送等のメディアを通じて、個人の生活を支援する各種情報を提供。