発行日 : 2009年10月13日

台風18号による被害情報508件をデータベース化

各地で起こった冠水・停電・倒木などの被害情報を『減災Ch.』で公開!

~ 身近な地域の災害情報をもとに、同様の被害発生の恐れがある場合は携帯メールにてお知らせ ~

株式会社ウェザーニューズ(所在地:東京都港区、代表取締役社長:草開千仁)は、10月13日(火)、台風18号の影響によりもたらされた、全国各地の被害情報508件をまとめてデータベース化し、『減災Ch.』で公開しました。台風18号に関して、ウェザーニューズには全国から約3万通ものリポートが携帯利用者(ウェザーリポーター)から届き、気圧の変化や雨風の強さ、電車の運休を伝えるものなど、様々な情報が寄せられました。その中でも、冠水・停電・倒木などの被害情報を収集し、今後、同様の被害を繰り返さないため、被害情報508件を『減災カルテ』としてまとめ、全国の利用者と共有できるよう公開しました。『減災カルテ』の作成は現在も行われており、今回の台風18号の影響で受けた全国の被害報告を引き続き募集しています。身近な地域で起こった災害情報を『減災Ch.』で調べ、地域の方と共有することで、どのような場合にどのよう災害が起こりやすいのかということを把握でき、今後の被害軽減に役立てることができます。また、過去の災害情報をもとに、同様の被害発生の恐れがある場合には携帯電話のメールにお知らせするサービスを活用することで、早めの対策を取ることができます。

『減災Ch.』 携帯サイト インターネットサイト
http://wni.jp/ http://weathernews.jp/gensai/

台風18号による被害情報508件を『減災Ch.』で公開

台風18号による被害情報508件を『減災Ch.』で公開

ウェザーニューズでは、今回の台風18号の影響により各地にもたらされた被害情報508件をデータベース化し『減災カルテ』としてまとめ、『減災Ch.』にて公開しました。2年ぶりに日本に上陸した台風18号は、日本各地で冠水や停電、倒木など様々な被害をもたらしました。台風が去った今、各地で起きた被害を風化させないためにも、川の氾濫などの大きな災害から近所の道路の冠水情報まで、被害の大きさを問わず、あらゆる被害情報を記録として『減災カルテ』に残すことに取り組んでいます。これらの地域に密着したきめ細かい災害情報をもとに、身近な地域でどのくらいの雨量・風があると、どのような被害が起こりやすいのかということを把握することで、今後の被害軽減に役立てることができます。また、過去の災害情報をもとに、同様の被害発生の恐れがある場合には、いつでもどこでも受信できる携帯電話のメールにお知らせする『減災ソリューション』を活用することができます。ウェザーニューズは、全国から寄せられた細かな被害情報を利用者と共有し、地域ごとや一人ひとりに合った災害時への取り組みについて一緒に考えていきます。

竜巻による被害もデータベース化し『減災Ch.』で公開

台風が日本に上陸している最中の8日、茨城県土浦市、千葉県九十九里町で発生した竜巻のリポートが利用者から寄せられました。“電柱がなぎ倒されている”や“民家の屋根が吹き飛んでいる”との声が届いたほか、高速道路の手前までトタン屋根の残骸が飛んでいる様子を伝える写真など、竜巻の恐ろしさを物語る被害情報が届きました。また、9日にも新潟県上越市で竜巻が発生し、利用者から寄せられた竜巻発生の情報をもとに、周辺地域の利用者に注意を喚起するメール、『竜巻アラーム』を送信することができました。ウェザーニューズでは、竜巻のような突発的に起こる現象に対しても、利用者と共に少しでも被害軽減に繋げられるよう取り組んでいます。これらの竜巻に関しても、発生した被害をそのままにせず、利用者から寄せられた情報や、実際に現地に行って取材を行った内容をまとめ『減災カルテ』として記録することで、今後も発生の可能性がある竜巻に全国の利用者と共に向き合っていきます。

土浦市の被害写真

土浦市の被害写真

上越市の竜巻写真

上越市の竜巻写真

被害情報を記録する『減災カード』を募集

被害情報を記録する『減災カード』を募集

大きな被害から身近な地域で起こった小さな被害情報まで、あらゆる被害を記録した『減災カード』を募集しています。受けた被害をそのまま記憶に留めるのではなく、『減災カード』に記録することで『減災カルテ』として残すことができます。『減災カルテ』として残すことで、その情報を多くの利用者と共有でき、今後、同様の被害を繰り返さないよう役立てることができます。『減災カード』は、インターネットサイトと携帯サイトの『減災Ch.』で記入し、送信すると『減災カルテ』として反映されます。今回の台風18号に関して、現在も全国の利用者から寄せられた情報を『減災カルテ』にまとめており、現在も全国各地の被害情報を募集しています。

株式会社ウェザーニューズ(東証1部 <4825>)について

世界主要国 / 地域に32の営業拠点を持つ、世界最大の民間気象情報会社。
海、空、陸のあらゆる気象現象の世界最大規模のデータベースを有し、独自の予報により、航空、海運、流通、自治体などの各業務の問題解決情報を提供している。
一般個人に対しては、携帯電話、インターネット、BSデジタル放送等のメディアを通じて、個人の生活を支援する各種情報を提供。