株式会社ウェザーニューズ（所在地：東京都港区、代表取締役社長：草開千仁）は、10月16日（金）、冬の訪れを告げる“雪虫（ゆきむし）”を調査することで、今年の北海道の雪の傾向を予想する『雪虫大作戦』をウェザーニューズの携帯サイト「ウェザーニュース」内の「北海道エリアリポート」にて開始しました。『雪虫大作戦』は、今年で3度目の取り組みで、過去の2回は、「“雪虫”が飛んでから約1週間～10日で“初雪”が降る」との観天望気について北海道の方と調査をしました。暖冬となった昨年は、“雪虫”の大量発生から“初雪”まで約2週間～1ヶ月ほどかかり、その調査結果から“雪虫”の大量発生から“初雪”までの時間が、その年の冬の傾向と関連しているという仮設をたてることが出来ました。そこで、今年の『雪虫大作戦』は“雪虫”と“初雪日”の関係に注目し、北海道の雪の傾向について利用者と共に予想することを試みます。『雪虫大作戦』では、“虫”と“気象”の関係を追究していくきっかけとして、観天望気が行われてきた“雪虫”に着目し、利用者と共に調査を行っていきます。

“雪虫”のナゾ

雪虫”は、大きさ3～4ミリ位のアブラムシの一種で、体全体が白い綿のような毛に包まれている、北海道道民なら誰もが知っている冬の風物詩です。初降雪が近づく晩秋になると、一斉に飛来する姿が北海道各地でよく見かけられ、「“雪虫”が飛んでから約1週間～10日で“初雪”が降る」と言われています。これは、雪が降る冬に備え、生息地を移動するために起こる現象と言われ、初降雪を感知しての行動とも言われています。ウェザーニューズでは、この“雪虫”に関するナゾに迫り、気象との関係を追究する『雪虫大作戦』を、北海道在住の利用者と共に実施します。

北海道の方と“雪虫”を調査し、今年の雪傾向を予想

『雪虫大作戦』は、携帯サイト「ウェザーニュース」内の北海道エリアの方と共に“雪虫”を調査し、北海道の今年の雪の傾向を予想する取り組みです。『雪虫大作戦』は、今年で3回目となり、過去2年は「“雪虫”が飛んでから約1週間～10日で“初雪”が降る」との観天望気について追究し、一昨年は“雪虫”の大量発生から約3日～1週間後に“初雪”が降りましたが、暖冬となった昨年は“雪虫”の大量発生から“初雪”まで約2週間～1ヶ月ほどかかりました。この調査結果から、“雪虫”の大量発生から“初雪”まで、どれくらいの時間がかかったかを見ることで、その年の冬の傾向を予想することができるかもしれないことがわかりました。昨年までの調査結果を受け、今年は、利用者から寄せられた“雪虫”の写真や見つけた場所（市町村単位）、更には虫の数や大きさなどの詳細、“初雪”の報告をもとに、北海道の雪の傾向を予想していきます。どれくらいの降雪があるのか、どのような雪が降るのか、“雪虫”と“初雪日”の関係からどこまで予想ができるのかを利用者と共に追究していきます。