株式会社ウェザーニューズ（所在地：東京都港区、代表取締役社長：草開千仁）は、2009年11月30日（月）、世界初のお天気マガジン『季刊ＳＯＲＡ』冬号を発売しました。『季刊ＳＯＲＡ』は多くの方に天気や自然を身近に感じていただくため、わかりやすく、どの年代でも楽しめる雑誌となっています。今回発売した冬号は、冬季を中心に急速に発達し、台風並みの風雨をもたらす“爆弾低気圧”について特集を組み、発生のメカニズムや過去の被害状況、対策方法などを検証しています。また、“爆弾低気圧”はウェザーニューズ創業のきっかけの現象でもあり、ウェザーニューズの創業についても知ることができます。この他にも、一般の方から寄せられた写真をもとに、冬の空を紹介し、その地域ならではの特徴を持った空の表情を楽しむことができます。

表紙と目次

『季刊ＳＯＲＡ』冬号

『季刊ＳＯＲＡ』冬号は、冬季を中心に北国で猛吹雪をもたらすだけでなく、全国各地で台風並の雨風をもたらし、大きな被害から電車の遅れをもたらす被害など、生活へ様々な影響を与える“爆弾低気圧”を徹底検証しています。2007年1月の“爆弾低気圧”の事例では、一般の方から寄せられた写真の被害報告をもとに、全国各地でもたらされた空港、鉄道、高速道路、スキー場の被害状況を掲載しています。また、その“爆弾低気圧”の発生から次第に勢力を増していく様子を、天気図とわかりやすい解説付きで紹介している他、“爆弾低気圧”がどのような条件のときに発生するのか、なぜ急速に発達するのか、その謎についても気象のプロが解明しています。対策面においては、ほとんど知られていない交通機関の対策最前線リポートや、車が立ち往生したしたり遭難したときの心得なども紹介しており、いざという時に役立てることができます。また、“爆弾低気圧”はウェザーニューズ創業のきっかけとなった海難事故をもたらした現象で、ウェザーニューズの創業についても知ることができます。この他にも、一般の方から寄せられた写真をもとに、冬の空や雲の名前を紹介し、太平洋側で見られる澄んだ晴天の様子や、日本海側や山沿いで見られる曇天や雪の様子など、各地で様々な特徴を持った空の表情を楽しむことができます。冬号では、『ＳＯＲＡフォト・コンテスト2009[夏]』の結果発表、妙高高原のとうがらしを醗酵させた「かんずり」作りで伝えられている五感や伝承についても掲載しており、様々な角度から天気や自然に触れることができます。

日本の“空”や“自然”をみんなで楽しむ『季刊ＳＯＲＡ』

本誌は、季節ごとに移り変わる各地の自然や天気を感じて、これから迎える季節をより一層面白く感じていただくための雑誌です。科学的に気象予測する数値予報技術が発達した今、昔から人々の中で行われてきた観天望気（空の動きや雲を観測することによって天気を感じ予測すること）の機会が減っています。『季刊ＳＯＲＡ』は、季節を代表する雲の様子や、めったに目にすることのできない自然現象などについて、その“読み方”、“感じ方”をわかりやすく解説したり、季節ごとに起こる災害の事前対策に役立てる情報を、読者や当社の携帯サイト利用者と共に伝え合い、天気や自然に関する“五感”を鍛えることを試みています。また、本誌では読者から空の写真や寄稿を募ったりする読者投稿企画も多数予定しており、投稿された各地の空の写真などは、本誌内において随時紹介していきます。

【本誌概要】

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