発行日 : 2009年12月15日
<速報!>全国5,528人と観測した“ふたご座流星群”の観測結果発表
~ 今夜も北海道東部、東海~関東で、たくさんの流星を観測できる見込み ~
株式会社ウェザーニューズ(所在地:東京都港区、代表取締役社長:草開千仁)は、12月15日(火)、“ふたご座流星群”のピークを迎えた14日夜~15日早朝にかけて、全国の携帯サイト利用者と観測した“ふたご座流星群”の結果を発表しました。“ふたご座流星群”の結果は、“ふたご座流星群”の特設サイトの中で、観測した流星をカウントして報告する機能を使用し、全国で合計いくつの流星を見ることができたかを調べたものです。今回、全国で5,528人の方から流星の報告が寄せられ、その総数は23,676個に及びました。都道府県別に一人当たりが観測した平均を見てみると、道東が13個と一番多く、太平洋側のエリアを中心に、今年最後の流星群を楽しめたことがわかりました。また、「SOLiVE24」の番組では、全国7ヶ所から“ふたご座流星群”の様子を生中継し、悪天候で実際に見ることができなかったエリアの人も含め、多くの視聴者と楽しむことができました。
14日夜から15日早朝にかけてピークを迎えた“ふたご座流星群”は、太平洋側で雲が少なく、特に、北海道東部や西日本では、絶好のコンディションとなり、多くの“ふたご座流星群”を楽しめました。関東や北日本では、夜遅くになると急速に雲が取れ、流星群をバッチリ観測できるようになりました。一方、日本海側は寒気による雨雲・雪雲が次々と流れ込み、残念ながら観測できなかったエリアや、雲の間からの観測となりました。ウェザーニューズの携帯サイトで、全国の利用者がカウントした流星の数を調査した結果、全国で合計23,676個の流星を見ることができました。また、都道府県別に一人当たりが観測した流星の平均数を見てみると、北海道の東部が最も多く、13個でした。続いて高地県が7.39個、宮崎県が6.84個、福島県が6.77個、熊本県が6.75個という結果になり、各エリアで流星の観測報告はあったものの、太平洋側のエリアを中心に、一人当たりが見た流星の数が多いことがわかりました。また、全国平均は4.55個という結果でした。
"ふたご座流星群”は、本日もたくさんの流星を観測できる予想で、北海道の東部では昨日に引き続き、雲が少なく、多くの流星を楽しむこができそうです。また、東海~関東では薄い雲が空を覆うものの、観測チャンスはあります。一方、北日本や西日本では、厚い雲の影響で、観測するに厳しい条件となりそうです。
都道府県別"ふたご座流星群"の平均報告数 | |||
---|---|---|---|
1位 | 道東(13.00個) | 11位 | 徳島県(5.49個) |
2位 | 高知県(7.39個) | 12位 | 宮城県(5.46個) |
3位 | 宮崎県(6.84個) | 13位 | 静岡県(5.44個) |
4位 | 福島県(6.77個) | 14位 | 香川県(5.00個) |
5位 | 熊本県(6.75個) | 15位 | 岩手県(4.91個) |
6位 | 鹿児島県(6.24個) | 16位 | 大分県(4.90個) |
7位 | 群馬県(6.22個) | 17位 | 岐阜県(4.80個) |
8位 | 道南(5.85個) | 18位 | 島根県(4.69個) |
9位 | 三重県(5.76個) | 19位 | 山梨県(4.61個) |
10位 | 山形県(5.75個) | 20位 | 青森県(4.60個) |
今年最後の流星群である“ふたご座流星群”をより多くの方と楽しむために、ウェザーニューズでは、「SOLiVE24」の番組内で、全国7ヶ所から“ふたご座流星群”の様子を生中継しました。番組内では、各エリアの“ふたご座流星群”の様子を次々と紹介し、深夜から早朝という時間帯にも関わらず、全国各地の視聴者と一瞬にして流れてしまう流星を一緒に追いかけました。あいにくの天気で、実際に“ふたご座流星群”を見ることができなかったエリアの視聴者や観測に出かけられなかった方と共に、映像だけでなく、チャット機能なども通して“ふたご座流星群”のピークを楽しむことができました。
また、全国各地からも“ふたご座流星群”の写真や報告のリポートが届いており、ウェザーニューズの携帯サイト(URL:http://wni.jp)で閲覧することができます。
世界主要国 / 地域に31の営業拠点を持つ、世界最大の民間気象情報会社。
海、空、陸のあらゆる気象現象の世界最大規模のデータベースを有し、独自の予報により、航空、海運、流通、自治体などの各業務の問題解決情報を提供している。
一般個人に対しては、携帯電話、インターネット、BSデジタル放送等のメディアを通じて、個人の生活を支援する各種情報を提供。