発行日 : 2010年02月03日
冬の間に一体何回「バチッ」と感じる?「全国静電気調査」結果発表
~ 日本で最も静電気を多く感じる県民は、高知県で226回、最も少ないのは、福井県で54.3回 ~
株式会社ウェザーニューズ(所在地:東京都港区、代表取締役社長:草開千仁)は、今シーズンからスタートした「冬企画」の一環として、1月26日(日)~31日(日)に行われた「全国静電気調査」の結果を発表しました。「冬企画」は、寒い冬を楽しく過ごしていただくため、全国のウェザーリポーターと共に、様々なテーマをもとに冬ならではの調査を行い、エリアごとに見られる文化や特性を全国の方と共有する試みです。今回の「全国静電気調査」では、気温と湿度が低い時に起きやすい、冬の特徴でもある静電気の発生回数や特徴を把握し、対策に役立ててもらうために全国のウェザーリポーターと共に調査を行いました。本調査結果は、5,129人(男性44%、女性56%)の有効回答をまとめた結果で、ウェザーニューズの携帯サイトで公開すると共に、今後展開する予定の様々なサービスに活かしていく予定です。
~都道府県別に見ると、太平洋側のエリアほど静電気を感じやすい結果に~

全国のウェザーリポーターの方に、“今週の1週間で何回くらい静電気を感じましたか?”との質問をし、回答結果からこの冬シーズン中の平均湿度との相関を分析し、都道府県別に12月~2月末のシーズン中に何回静電気を感じるかを調査しました。その結果、この冬シーズンに日本人一人当たりが感じる静電気の数は平均115回という結果になりました。また、都道府県別に見ると、日本で最も静電気を感じるのは高知県民で226回でした。続いて、2位は群馬県(181.2回)、3位は栃木県(177.7回)、4位は福島県(168.2回)、5位は埼玉県(151.1回)でした。一方、下位を見ると45位は新潟県(64.8回)、46位は秋田県(57.6回)、全国で最も静電気を感じる回数が少ないのは、福井県(54.3回)で全国平均よりも60回以上も少ないという結果になりました。都道府県別の結果を全国平均と比較して静電気を感じる回数が多いエリアと少ないエリアを分けると、太平洋側で静電気を感じる回数が多いエリアが集中しました。冬に晴れる日が多い太平洋側のエリアでは、空気が乾燥するため静電気を感じる方が多く、一方、寒気の流れ込みが多く、曇りの日が多い日本海側では、太平洋側のエリアよりも湿度が高めとなり、静電気を感じる回数も少ないと考えられます。また、愛知県に注目すると、周囲の県とは異なり、太平洋側にも関わらず全国平均以下という結果になりました。これは今シーズンの愛知県は寒気の流れ込みが多く、例年よりも雪が多く降ったことで静電気を感じる回数が少なかったことが要因として考えられます。
| 北海道・東北 | 全国順位 | 関東 | 全国順位 | 中部 | 全国順位 | |||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1位 | 福島県(168.2回) | 4位 | 1位 | 群馬県(181.2回) | 2位 | 1位 | 長野県(144.7回) | 8位 |
| 2位 | 宮城県(143.5回) | 9位 | 2位 | 栃木県(177.7回) | 3位 | 2位 | 静岡県(140.5回) | 10位 |
| 3位 | 岩手県(109.4回) | 28位 | 3位 | 埼玉県(159.4回) | 5位 | 3位 | 三重県(127.6回) | 16位 |
| 4位 | 北海道(96.2回) | 33位 | 4位 | 茨城県(151.1回) | 6位 | 4位 | 山梨県(123回) | 19位 |
| 5位 | 山形県(77.1回) | 39位 | 5位 | 千葉県(140回) | 11位 | 5位 | 岐阜県(117.3回) | 22位 |
| 6位 | 青森県(76.2回) | 40位 | 6位 | 神奈川県(133.4回) | 12位 | 6位 | 愛知県(113.8回) | 25位 |
| 7位 | 秋田県(57.6回) | 46位 | 7位 | 東京都(132.1回 | 13位 | 7位 | 富山県(86.6回) | 37位 |
| 8位 | 8位 | 8位 | 石川県(65.3回) | 43位 | ||||
| 9位 | 9位 | 9位 | 新潟県(64.7回) | 45位 | ||||
| 10位 | 10位 | 10位 | 福井県(54.3回) | 47位 | ||||
| 平均 | 104回 | 平均 | 153.6回 | 平均 | 92.4回 | |||
| 近畿 | 全国順位 | 中国・四国 | 全国順位 | 九州・沖縄 | 全国順位 | |||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1位 | 滋賀県(128.7回) | 14位 | 1位 | 高知県(226回) | 1位 | 1位 | 宮崎県(149.5回) | 7位 |
| 2位 | 奈良県(128.6回) | 15位 | 2位 | 香川県(124.4回) | 18位 | 2位 | 沖縄県(111.6回) | 26位 |
| 3位 | 兵庫県(127回) | 17位 | 3位 | 愛媛県(119.5回) | 20位 | 3位 | 大分県(106.4回) | 31位 |
| 4位 | 京都府(114.5回) | 24位 | 4位 | 岡山県(119.2回) | 21位 | 4位 | 熊本県(105.5回) | 32位 |
| 5位 | 和歌山県(111.6回 | 26位 | 5位 | 広島県(116.3回) | 23位 | 5位 | 長崎県(89.1回) | 35位 |
| 6位 | 大阪府(109.3回) | 29位 | 6位 | 徳島県(107.3回) | 30位 | 6位 | 福岡県(88.7回) | 36位 |
| 7位 | 7位 | 鳥取県(95.2回) | 34位 | 7位 | 佐賀県(82.5回) | 38位 | ||
| 8位 | 8位 | 島根県(74回) | 41位 | 8位 | 鹿児島県(64.8回) | 44位 | ||
| 9位 | 9位 | 山口県(66回) | 42位 | 9位 | ||||
| 10位 | 10位 | 10位 | ||||||
| 平均 | 120回 | 平均 | 116.4回 | 平均 | 99.8回 | |||
全国を6つのエリアに分けて、調査結果を見てみると、関東エリアは、全ての県で全国平均以上の静電気を感じることがわかります。一人あたりの平均で見ると153.6回で、全国平均より約40回も多く、他のエリアより圧倒的に多いという興味ある結果となりました。他の太平洋側のエリアと比較しても回数が多い結果を見ると、この冬シーズンの関東エリアは、全国の中で最も静電気に苦しんでいることがわかりました。今後は、静電気が起こりそうな場所では、静電気防止対策を行なうなど、注意を払うことで静電気を減らすことができそうです。
| 年代 | 男 | 女 |
|---|---|---|
| 10代 | 121.8回 | 133.4回 |
| 20代 | 123.2回 | 147.1回 |
| 30代 | 135.3回 | 142.8回 |
| 40代 | 111.2回 | 141.6回 |
| 50代 | 87.8回 | 115.2回 |
| 60代以上 | 60回 | 95回 |
「全国静電気調査」の結果を年代・男女別に調査を行い、この冬シーズンにどれくらい静電気を感じるのかを調査しました。その結果、最も静電気を感じるのは、20代女性で147.1回という結果になりました。続いて、30代女性(142.8回)、40代女性(141.6回)が静電気を感じる回数が多く、男性に比べて女性の方が静電気を感じる回数が多いことが判明しました。同じ年代別に男女で見比べても、どの年代も女性の数値が男の数値を上回っています。また、年代別に見ると、60代以上は男女共に100回以下となり、特に60代以上の男性は60回で、静電気を感じる回数が圧倒的に少ないことが今回の調査でわかりました。

「今年の静電気は例年に比べて多いですか?少ないですか?」との質問をしたところ、例年より“少ない”と答えた方が圧倒的に多いという結果になりました。都道府県別に見ると、群馬県、山梨県、香川県、高知県、長崎県は例年“同じ”答え、それ以外のエリアの方は全て“少ない”と感じ、例年以上と感じたエリアはなかったという注目すべき結果となりました。これは、今シーズンの長続きしない冬の天気が一つの要因と考えられます。冬の天気は、太平洋側でよく晴れ、空気が乾燥しやすい冬型の気圧配置になることが多いです。しかし、今シーズンは、この冬型の気圧配置がそれほど長続きしなく、その代わりに湿度をもたらす低気圧が周期的に日本を通過するパターンが多くなりました。その結果、静電気が起こりやすい環境が減り、例年に比べて静電気の発生が少ないと感じる方が多かったと考えられます。また、「全国静電気調査」で、今シーズンに静電気を最も感じている高知県、2位の群馬県は、例年と“同じ”という結果で、意識的にも他のエリアと比べて静電気を感じている方が多いことが、この調査で判明しました。

静電気は様々なところで起こりますが、静電気を一番感じる時は、一体どのような時なのかをウェザーリポーターと調査しました。調査は、「どんな時に静電気を感じる事が多いですか」との質問をし、選択肢の中からあてはまる項目を選んでもらい(複数回答可)、集計をしました。その結果、“衣類を脱いだとき”が最も多く、3,489人で、調査に参加した方の68%が回答した結果となりました。続いて、“ドアノブに触った時”が2,985人、“車や家のキーを挿す時”が2,632人、“人と触れた時”が2,560人となりました。今回の調査結果を参考に、静電気が起こりそうな場合に、保湿を心がけたり、対策アイテムを使用するなど、事前に静電気防止対策を行なうことで、静電気を感じる回数を減らすことができます。

この冬シーズン中において、「いつから静電気を感じていましたか」との質問をしたところ、12月上旬と回答した方が最も多いという結果になりました。調査結果を見ると、12月に入ってから静電気を感じた方が、11月に比べて倍以上に増えています。これは、昨年の11月は雨が多く、湿度が高かったために静電気が発生しにくい状態だったことが要因と考えられます。また、11月の気温も高かったことも原因の一つと考えられます。上記の静電気を一番感じる時が“衣服を脱いだ時”との結果と合わせて考えると、気温が高めだった11月は、静電気の発生原因となるセーターなどの衣服の着用が少なかったため、静電気が発生しやすい環境が少なく、12月に入って気温が下がった段階で、一気に静電気を感じた方が増えたと考えられます。
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