発行日 : 2010年02月09日
空気の澄んだ冬に富士山どこまで見える?「富士山調査」結果発表
~ 北は栃木県さくら市、南は東京都利島村、西は愛知県田原市で富士山を確認 ~
株式会社ウェザーニューズ(所在地:東京都港区、代表取締役社長:草開千仁)は、今シーズンから始まった「冬企画」の一環として、携帯サイト内で実施した「富士山調査」の結果を発表しました。「富士山調査」は、空気の澄んだ冬に、標高3,776mの富士山がどこまで遠くの街で見ることができるのか、全国のウェザーリポーターと3回の調査を通して追究しました。調査では、全国から7,300通もの富士山の写真つきのリポートが寄せられ、多くの方と寒い冬の富士山を観測しました。
| 携帯サイト「ウェザーニュース」 | URL:http://wni.jp |
|---|
「富士山調査」は、携帯電話を使い、富士山が見えた場合に写真に収め、コメントと併せてウェザーニューズに送ってもらい、調査を行いました。12月から実施した3回の調査の結果、富士山が最も遠くから見えた街は栃木県大田原市(209m)で、最東端でした。最北端は栃木県さくら市(184㎞)、最南端は東京都利島村(105㎞)、愛知県田原市(154㎞)でした。他にも、茨城県常陸太田市(208㎞)、長野県大町市(149㎞)でも富士山が確認され、携帯サイトでリアルタイムに公開される各地の富士山の様子を見て、より遠いエリアでの確認を目指し、全国のウェザーリポーターと楽しみました。また、写真がなかったため記録としては残らなかったものの、茨城県久慈郡(215㎞)、新潟県妙高市(190㎞)、和歌山県妙法山(322㎞)での確認情報もあり、来シーズンでの記録更新が期待される結果となりました。

「富士山調査」の中で、「昔と比べて富士山が見える日数は?」との質問し、富士山の見え方について調査を行いました。その結果、“増えたと思う”が6%、“減ったと思う”が30%、“変わらない”が31%、“分からない”が33%という結果で、回数が“減った”または“変わらない”と感じる方が多いという結果になりました。冬の期間中、関東や東海エリアで富士山がよく見える日は、冬型の気圧配置となる、雲が少ない冬晴れの時です。関東における過去40年分の12月、1月、2月の雲量を見てみると、2001年からの10年間は最も雲量が多くなっています。ここ数年は、関東の南を低気圧が通過し、冬型の気圧配置が長く続かないことが多く、快晴となる天気が減少していることが富士山の見える回数の減少に繋がる一つの要因と考えられます。また、冬型の気圧配置が続かないことは、寒気の力が弱いため、暖冬傾向の影響も考えられます。
世界主要国 / 地域に31の営業拠点を持つ、世界最大の民間気象情報会社。
海、空、陸のあらゆる気象現象の世界最大規模のデータベースを有し、独自の予報により、航空、海運、流通、自治体などの各業務の問題解決情報を提供している。
一般個人に対しては、携帯電話、インターネット、BSデジタル放送等のメディアを通じて、個人の生活を支援する各種情報を提供。