8月の世界の気温は過去最高 エルニーニョ現象で海面水温が非常に高い
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2023年・2024年を上回り史上最高の暑さに
2026年8月の世界の地上気温は20世紀平均(基準値)より1.84℃高く、177年間の記録の中で2024年に次ぐ2番目の高さでした。海面水温は基準値より1.08℃高く、全月を通じた観測史上最高を記録しました。
地上と海面を合わせた世界平均は基準値より1.32℃高く、2023年・2024年の記録を更新し、1850年の統計開始以来最も暑い8月となりました。8月として基準値を上回るのは48年連続で、観測史上最も暑い8月の上位10位はすべて2016年以降に記録されています。
▼最近5年の8月の世界の気温(20世紀の平均との偏差) 2026年 +1.32℃(1位) 2025年 +1.12℃ 2024年 +1.24℃(2位タイ) 2023年 +1.24℃(2位タイ) 2022年 +0.92℃
大陸別では北米とアフリカが過去最高
大陸別では北米とアフリカがともに観測史上最も暑い8月を記録しました。北米は2023年の記録を0.30℃上回り、アフリカはこれまでの記録を0.55℃も大幅に塗り替える猛暑です。
ヨーロッパは地域全体で観測史上4番目に暑い8月となり、各国で厳しい熱波に見舞われました。
エルニーニョ現象の強化が高温を後押し
8月の世界の海面水温は基準値より1.08℃高く、全月を通じた観測史上最高記録を0.05℃上回り、過去最高を更新しました。海面水温の月間記録更新は3か月連続となります。
太平洋熱帯域の中部から東部にかけて記録的な高水温が広がっており、エルニーニョ現象が継続・発達しています。NOAAの気候予測センター(CPC)によると、北半球の秋から冬にかけて「非常に強い」エルニーニョ現象へ発達する可能性は90%以上と予測されています。
海洋から大気への熱の供給が極めて高まった状態が続いており、地球規模での記録的高温傾向を強力に後押ししているとみられます。




