ウェザーニューズの衛星[WNISAT-1]打ち上げ成功!
27x27x27cm重さ約10kgの小さな衛星が
大きな夢と使命を持って、宇宙へと宇宙へと飛び立ちました!
北極海航路の安全航行を支援するために、
自分と仲間たちでやってやろう!
地球温暖化、気候変動の影響か、北極海の海氷は減少傾向にあり、夏の一定期間北極海を航行できる航路が出現しています。この新たな航路「北極海航路」を船舶が利用した場合、欧州-アジア間の輸送では航海距離が現在のスエズ運河経由の半分、喜望峰経由の1/3程度に短縮され、燃料費、環境負荷の大幅な軽減が可能なため、海運会社からは大きな期待を集め、実際航行する船舶も増加しています。
北極海開通状況
年月 | 北極海航路の 開通状況と開通期間 |
北西航路の 開通状況と開通期間 |
トピックス |
---|---|---|---|
2005年 | 8月下旬~10月上旬 | - | 北極海で初の航路開通 |
2006年 | - | - | - |
2007年 | - | 8月下旬~10月上旬 | 観測史上最小の海氷域面積を記録 |
2008年 | 9月中旬 | 8月下旬~9月下旬 | 史上初の両航路開通。Global Ice Center運用開始 |
2009年 | - | - | 初の商業航海が実施される |
2010年 | 9月下旬~10月上旬 | 9月中旬~10月上旬 | - |
2011年 | 8月上旬~10月上旬 | 8月中旬~10月上旬 | ウェザーニューズ初のPolar Routeingサービスの提供 |
2012年 | 8月上旬~10月上旬 | 8月下旬~10月上旬 | - |
2013年 | 9月6日開通 | 9月9日開通 | 約10航海へPolar Routeingサービス提供予定 |
北極海の安全航行を支援するためには、「今」を知るための衛星画像などの観測情報が必要ですが、北極海を専門に観測する衛星は存在しません。
「だったら、自分と仲間たちでやってやろう!」
ウェザーニューズは、東京大学や千葉大学、そして開発パートナーであるアクセルスペース社と共同で、この超小型衛星WNISAT-1を開発しました。