ウェザーニューズの衛星[WNISAT-1]打ち上げ成功!
27x27x27cm重さ約10kgの小さな衛星が
大きな夢と使命を持って、宇宙へと宇宙へと飛び立ちました!
搭載機器
カメラ
WNISAT-1は海氷監視のために光学カメラを搭載しています。地上分解能が500mと低いため、地上用として流通しているレンズとイメージセンサで構成し、超低コスト化を図りました。完全民生品のため各種環境試験を実施し、宇宙環境耐性を確認しています。近赤外光用のカメラを別途搭載し、可視波長帯では同じようには白色に見える雲と氷を判別します。
レーザー
WNISAT-1には実験目的のレーザーモジュールも搭載されています。このレーザーモジュールからは大気中の二酸化炭素により吸収される波長と吸収されない波長の2種類のレーザーが地上に向けて発射されます。地上でこの2種類のレーザー光を観測し、強度を比較することにより、大気中の二酸化炭素濃度を推定することが可能になります。科学的に精確なデータが取得できるわけではありませんが、一般の方にレーザー受光実験に参加してもらうことによって、衛星への興味と気候変動への関心を深めてもらうことを目的としています。